tutuのカタ☆ログ

小娘成長記録に、カメ、ジャズ、さいたま、ときどきトーキョー、栃木。
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CD:SARAH VAUGHAN "枯葉"

Crazy and Mixed Up
Crazy and Mixed Up
SARAH VAUGHAN

秋分の日を過ぎ、夜の長さが昼を超えるようになりました。
みなさま、いかがおすごしでしょうか。
秋の気配を感じ始めたら、このアルバムを再度聞きたくなってしまいました。私の中ではFemale JAZZ Vocalistの女王、サラ・ヴォーンの名作『枯葉』を紹介します。

彼女はエラ・フィッツジェラルド、カーメン・マクレエと3女王として並び評されました。彼女の特長は、オペラ歌手のような声量と、スモーキーな深みのある声、スケールの大きな歌い方にあると思います。

このアルバムは82年、彼女が58歳の円熟期に録音されました。セルフプロデュースでやりたいことを全部やった、というのが伝わっている密度の濃い録音です。

共演者がまたすばらしく、ギターのJoe PassとピアノのRoland Hannaはサラとの距離感やそっと寄り添うような伴奏、Joeのソロ演奏が絶品です。ベースのAndy SimpkinsとドラムのHarold Jonesも、サラの温度と息遣いを体現するかのような一体感あるインプロビゼーションを実現します。

選曲もすばらしく、40分に満たないこのアルバムは全曲お勧めです。あえて好きな曲を挙げれば。

・1曲目:I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS
     ワイン片手に穏やかなステップを踏んで踊るような、
     大人の深さを感じる名曲です。このアルバムの凄さを
     宣誓するようなオープニング。

・2曲目:THAT'S ALL
     明るく軽快な楽しい曲です。JAZZは暗いと思われて
     いますが、こういう曲もあるし、この明るさもサラの
     真骨頂だと思います。

・3曲目:AUTUMN LEAVES
     世界的に有名なシャンソン曲ですが、このアルバム中
     のこの曲を、タイトルを知らずに聞いたらまったく気
     がつきません。テーマはでてこない、歌詞は一切なく
     スキャットのみと、曲のアイデンティティがどこにあ
     るのかわからない状態ですが、演奏との一体感と疾走
     感は唯一無二の『枯葉』です。

・5曲目:ISLANDS
     ブラジルの名メロディメーカーであるイヴァン・リンス
     の、熱く切ないラブソングを情緒豊かに歌い上げます。
     技術的にも構成的にも非常に難しい曲なのですが、
     絶対音感で曲全体を壮大なスケールでつくりあげるサラ
     だからこそ完成できた名唱です。


私がJAZZを聞き出した90年に亡くなってしまったのが本当に残念で悔しささえ感じます。何年、何度聴いても飽くことのないこの名盤を是非。
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